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本館ブログのうち,Office・Windwsがらみのネタ+@を抜き出したもの.月水金更新予定.

Microsoft Azure上にWordPressの環境を無料で構築した話(2)

前回の続き

環境構築

1. WordPressサービスを探す.

Azureのポータルページにログインし,

左上の「リソースの作成」をクリック.
次に出てきた「新規」ページで"wordpress"を検索し,

検索して出てきたWordPressのページ内の「作成」ボタンをクリック.

2. 設定

上記の手順を踏むと,下の画像のようなページに遷移します.
ここでの設定が今回の主となることと思います.

それでは,以下のように

  • アプリ名:
    画像での表示がある通り,ここでの指定はURLの一部となります.よって,誰とも重複しないユニークな名前を割り振る必要があります.それさえ踏まえていればあとは適当に.
  • サブスクリプション
    今回は「無償試用版」を選択.
  • リソース グループ:
    「新規作成」.名前はわかりやすく適当に‥と言いたいところですが,「アプリ名」を入力するとここは自動的に入力されるので,それに任せちゃっていいと思います.
  • データベース プロバイダー:
    MySQL In Appを選択します.これを選択すると無料かつデータベースの設定は一切合切省略できますが,これは「運用環境での使用を意図したものではありません」.
    今回は実運用は一切考慮しない・私の学習用&デモ用なのでこれで充分とします.
  • App Service プラン/場所:
    デフォルトで指定されているプラン(S1)は有料プランです.注意.
    次項で無料プランに切り替えます.
  • Application Insights:
    そのままでOK.

‥適当に設定を行いましょう.

3. App Service プランの設定

「App Service プラン/場所」をクリックし,

展開された「App Service プラン」で「追加」をクリック.

展開された「新しい App Serive プラン」を上記のように適当に設定.
ここで重要なのは,「価格レベル」を必ずF1 Freeに設定することです.それ以外のプランだと課金されます.

これが終わったら,下の方のボタンを「OK」→「作成」の順番で押します.
するとアプリケーションのデプロイが行われます.

なお,これには少々――数分程度時間がかかります.紅茶でも飲んでゆっくり待ちましょう.
これで今回の作業は9割方終わったも同然です.