リボンのアイコンをファイルとして保存する(5)
つづき
今回は,前回手に入れたファイルを見て,どう扱うべきかを考えてみます.
手に入れたファイルを見てみよう!
"imageMSO.txt"
これは単純なTSVファイルなので,Excelに取り込んで中身を見てみましょう.
見たところ,idMso列の値がimageMSO属性値に対応し,Exists in Office 2010・Exists in Office 2013については,その値が 1 であればそのバージョンのOfficeにも存在すると考えるべきでしょうな.
ただし,Office 2016以降のバージョンで追加されたアイコンについては,ここでは取り扱われていないと考えるべきでしょう.
"office-fluent-ui-command-identifiers"リポジトリより入手したファイル
上で述べたとおり,"imageMSO.txt"から取得できるのは,Office 2013のアイコンまででしょう.
ですが,ここから,Office 2013・2016・2019・365関連のファイルを取得できそうですね
実際に開いてみたのが下図.右側部分は関係がなさそうなので省略しています.
この1列目の値もimageMSO属性値のヒントとして使えそうですね.
問題は,ダウンロードしたファイルが合計で100個を超えること・それに伴って重複も確実に発生していることでしょう.
こちらの処理には真正面から挑むと時間がかかりそうな予感がします.
続く.
次回はここから実際にアイコンを抽出してみます.